夢の話
落語には夢の噺がけっこうある。
夢から覚めて割とよく思うのが、
「夢ならもっとこんなことやあんなことすればよかった」
ということだ。
あんなことからこんなこともまで、
現実世界なら許されないであろうことを
夢でやってみたい!ということがよくある。
そのためには、
自分は今夢を見ている
ということを認識する必要がある。
なんと、それが今日起きたのだ。
ちょいと昼寝をしていたら、
いま自分は夢の中にいる
ということを認識できたのである。
その瞬間、
あんなことやこんなことしよう!!と思ったのだが、
夢の中ではなぜか体がうまく動かないのである。
動いたとしても、なぜかドアを開けるとまた元の部屋にもどるという、
ホラーゲームにありそうな不思議な展開になる。
今日は、そうこうしているうちに、夢から覚めてしまった。
こんな感覚ははじめてだった。
今度夢にいると認識したら、必ず、あんなことやこんなことしてやるのである。